2024年06月10日

SHOES

伊サントーニ、ストラスブルゴの元で国内シェア拡大か

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2024年が始まった数か月前、イタリアの名門「SANTONI(サントーニ)」のニュースが発表されましたね。
国内の名店「ストラスブルゴ」がサントーニを取り扱うと言った内容。
リタリオリブロでは創業よりイタリアブランドを専門店として扱って参りましたので、かなり馴染みのブランドです。
そんなブランドの今後に関わる情報でしたので、正直嬉しいお知らせとなりました。

サントーニとはどんなブランド?

サントーニについては記事の中でも以下のように紹介されていました。

1975年にイタリア中部のマルケ州において創設された高級靴ブランド。
創設者であるアンドレア・サントーニ氏の高級靴職人としての品質とディテールに対するこだわり、もの作りへの情熱は、2代目となる息子のジュゼッペ・サントーニ氏に継承され、現在では世界屈指の高級靴ブランドへと成長を遂げています。
「伝統と革新」をコンセプトに掲げ、自社工場における一貫生産システムの活用による、素材から製靴までのこだわり抜いたもの作りを守り続ける一方、たゆまぬ研究開発と究極のデザインの探求により、世界のファンを魅了し続けています。
現在は、カジュアルシーンを優美に飾るエレガントなレザースニーカーやリミテッドエディションに代表される紳士靴コレクションなど、多くのモデルを取り揃え、高い人気を背景に世界各国の旗艦店、及び有名百貨店、専門店、セレクトショップで展開されています。

※価格帯:スニーカー 12~16万円、サンダル 13~16万円、ローファー 16~20万円
ドレスシューズ(レースアップ) 15~22万円

(株)ストラスブルゴがイタリアのシューズブランド「SANTONI(サントーニ)」を日本で独占販売 国内市場のシェア拡大へ

公式サイト:https://www.santonishoes.com/jp-ja/

サントーニの魅力

サントーニの魅力については、皆さん様々な意見があると思いますが、今回は3つに絞ってご紹介して参ります。

数多くの製法をこなす技術力


サントーニは、数多のシューズブランドの中でも、珍しく多くの製法を使い分けることのできるブランド。
マッケイ(ブレーク)、モカシン、ステッチダウン製法に似たサン・クリスピーノ、グッドイヤー・ウェルテッド、独自のグッドイヤーアルタッコ、ノルベジェーゼ、更にはサントーニの最高級レンジに位置するベンティーベーニャ製法など、職人の確かな技巧に裏打ちされた多彩な製法を使い分けています。
サントーニの靴は、デザイン・縫製・仕上げまで全ての工程において、アンドレア・サントーニ氏をはじめその家族が携わり、徹底的なクオリティーコントロールを行っています。
レザースニーカーブームの第一人者と言われるだけあり、スニーカーといえど、そのクォリティーは群を抜いています。

豊富な革の表現力

これはイタリア、マルケ地方出身と言う事も大きく関係すると思います。
マルケ地方と言えば、シルバノラッタンジやトッズ、シルバノマッツァ、デュカルスなど、人気シューズブランドひしめく靴の聖地として知られています。
そんな歴史ある靴の聖地で靴づくりを続けてきたからこそ磨かれた表現力は、他の靴ブランドには無い存在感を放っています。
中でもハンドペインティングの技術は高く、今でこそイタリアシューズによくある技法ですが、彼らは先駆者としていち早く取り入れてきました。
また、カーフやスエードをはじめ、クロコダイルやコードバンに至るまで、最高の素材を使い分けることも可能です。
最高の天然素材にペインティングを施した独自の表現がブランドのアイデンティティーとなっています。

様々なスタイルにマッチする商品力

最後に、商品力。
製法や表現など、彼らの凄さはその引き出しの多さです。
それに加え、靴の種類までも多いと言うのは驚きです。
ドレスシューズはもちろん、スニーカーやブーツ、サンダル。
さらには女性物のパンプスやモカシンに至るまで幅広いラインナップで展開されています。
買う人のライフスタイルをカバーできる商品力も、ブランドとしての魅力です。

サントーニの日本での変遷

サントーニは、リタリオリブロにおいては先程も述べた通りかなり馴染みのブランドで、クラシコ人気が高まった数十年前から圧倒的に人気、知名度のあるイタリアシューズブランド。
日本での展開も大人の事情による数々の歴史がありました。
10年近く前にオークニジャパンから伊藤忠に独占輸入販売権が移り、リーガルコーポレーションを通じて販売が開始されました。
それより前については、詳しく覚えていませんが、イタリアブランドによくある代理店の変更ですね。
モンクレールやストーンアイランドのようなブランドでも何度も起こっている事ですね。
そして、今回、ワールドグループの株式会社ストラスブルゴが、独占輸入販売権を取得したとのこと。
これにより、全国のストラスブルゴでサントーニの取扱いがスタートされるんです。
これまでのブランドのイメージと何か変わるのか?
商品にストラスブルゴの持つ感性が反映されるなんてことがあるのでしょうか?
これからの活躍が楽しみでなりません。

ストラスブルゴとは?

ストラスブルゴは、1990年、田島淳滋氏により大阪市の北区に紳士と婦人用の雑貨輸入卸・小売業としてリデア株式会社が設立。
そのリデアが運営するセレクトショップこそが「STRASBURGO(ストラスブルゴ)」。
イタリアナポリの名門「Kiton(キートン)」や「Cruciani(クルチアーニ)」、「INCOTEX(インコテックス)」、「EDWARD GREEN(エドワードグリーン)」など、あげればキリが無いほど、多くのブランドを手掛けています。
今では日本のクラシコ好きなら誰もが知るような有名ブランドも、ストラスブルゴが広めてきた背景があるんです。
その後、今から数年前に代表である田島氏がお亡くなりになり、リデア株式会社は経営破綻。
そのリデア株式会社の受け皿として新たに設立されたのが、株式会社ストラスブルゴです。
リデア社が民事再生法の適用を申請したのは2020年11月。
その後アパレル大手のワールドなどが出資し、わずか2年で黒字化を果たします。
2023年にワールドがストラスブルゴを100%子会社化して今に至ります。

サントーニは強化買取ブランド

サントーニは、リタリオリブロが専門的にお買い取りを行う「強化買取ブランド」です。
通常の買取価格から20%UPでお買い取りさせて頂くことが可能です。
初めてご利用の方なら、初回特典20%UPもさらにプラスされます。
靴コレクションを手放す方や、仕事が変わって履かなくなってしまった方など、多くのお客様からご利用いただいている「お買い取りサービス」。
利用方法もいたってシンプル。
申し込んだら、届いたダンボールに入れて送り返すだけ。
後は、承諾連絡をして入金を待つだけ。
この一連の流れが早ければ2日ほどで完了します。
もちろん、やっぱり売るのやめようかな?なんてことも可能です。
クラシコ、トラッド好きの集うリタリオリブロならではの、高価買取をぜひご利用ください。